なぜ、あなたは面接で落とされるのか-社員から見た就活生
会社員である以上、ただWebサイトを作っているだけがWebディレクターの仕事ではありません。
事務作業や会社の委員会活動等、仕事以外の仕事もあります。
その中の一つに採用活動の面接官というものがあります。
私自身、就活中は何社も採用を断られ、祈られ四苦八苦していたのですが…
社会人になり、かつての自分と同じような就活生を見ていると、当時の自分がどうして面接で落とされたのかわかるようなりました。
端的に言うと…
準備不足
これに限ります。
今、就職活動に悩んでいる後輩のために私見を陳述奉ります。
慣れない面接の場に行くと緊張してしまうことがあると思います。
わかります。
私もガッチガチになっていたし、私が面接した学生も緊張している方がほとんどでした。
でも、別に緊張しているからってマイナス評価にはなりません。
緊張するとうまく話せなくて、頭の中が真っ白になってしまう方もいるでしょう。
言おうと思っていたことが全然言えなかった。上手く伝えられない、ということもあるでしょう。
わかります。
壊れるほど愛しても1/3も伝わらないのです。
でも、上手く話せなくたって良いのです。
問題なのは…
緊張しいで面接に行くと言いたいことの1/3も伝えられないとわかっているのに、100%伝ったとしてようやく面接を突破できる答えしか用意していないことです。
自分の考えを100%相手に伝えられるなんて人は、まずいないでしょう。
面接で緊張する人はきっと社会人になってからも緊張し続けます。
それは仕方がない。仕方がないけれど、仕事はしなければいけない。
体調が悪い日、気分が乗らない日、相手が不機嫌だったり理解力が低いことだってあります。
でも、仕事をするときは、それらを理由にして『上手く伝わりませんでした』では駄目なのです。
そういう人は面接で落とされます。
故に緊張して頭が真っ白になって、伝えたいことの1/3しか伝えられなかったとしても目的を達成できるよう、300%の答えを用意して挑まなければならないのです。
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